【政経現社特集】戦後日本の歴史と
政治経済の変遷まとめ
特集:戦後日本の歴史と政治経済の変遷まとめ:(1978〜1981)アフガニスタン派遣、第二臨調と小さな政府路線へ
【ソ連・アフガニスタン派遣】
1979年12月24日にソ連が、アフガニスタン派遣。これにアメリカなどの西側諸国が抵抗し、翌年のモスクワオリンピックをボイコットし、日本もこのときはオリンピックに参加していません。多くの国々は、ソ連がアフガニスタン派遣を行った事に対して、主権国家への正当な理由のない侵略行為だと見なしています。
【第二臨調と小さな政府路線へ】
1981年、行政改革のために第二臨調が設置され審議が行われました。 鈴木善幸内閣が掲げた「増税なき財政再建」というのは、税を多く取らずに、日本の財政の状態をよくしようとすることを意味するので、国民に対して公共サービスなどの介入をしない、「小さな政府」路線がとられることになります。この第二臨調の答申に基づいて、後の中曽根内閣の時代に、電電公社などの民営化が進められた。第二臨調は1983年に解散はしたものの、その後も行政改革の推進は続けられてきた。
※行政の仕組みと行政改革のページでは1980〜90年代までの行政改革について触れられています。
【ノーベル平和賞に国際連合難民高等弁務官事務所】
なお、余談ですが、1981年にはノーベル平和賞に国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)が選ばれました。国連の中でUNHCRがどのような組織として位置づけられたのか、国際連合のページや世界の人権保障の説明のページをみて復習しておきましょう。
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