【政経現社特集】戦後日本の歴史と
政治経済の変遷まとめ
特集:戦後日本の歴史と政治経済の変遷まとめ:(1951〜1954)朝鮮戦争休戦、自衛隊結成、第五福竜丸事件
主権回復を果たした日本ですが、お隣の朝鮮半島では戦争が起きていたので、近隣地域の有事のほか、日本の安全保障の行方を左右する時期にさしかかりました。
【自衛隊結成】
自衛隊は1950年に「警察予備隊」として設置。1952年に「保安隊」と改名、そのあと、1953年のMSA協定を受け、1954年に今の自衛隊が設置されました。
日本国憲法における平和主義
【朝鮮戦争と特需】
朝鮮戦争勃発で朝鮮特需(特需景気)が起きました。日本の産業界の工場生産においては大転換期であり、戦後の高度経済成長の足がかりともなりました。一方で、朝鮮半島では激しい地上戦をふくめた戦争で多くの人が苦しんだということも私たちは忘れてはならない歴史だといえます。
【分断国家の誕生】
朝鮮戦争の休戦(北緯38度で分断へ)
ベトナム戦争休戦(北緯17度で分断へ)
【第五福竜丸事件】
1954年3月1日に行われた水爆実験によって、日本の第五福竜丸の乗組員が被曝する。マーシャル諸島近海において操業中だった一般の漁船が核の被害を受けたことに大きなショックがあった。現在は東京都によって江東区・夢の島公園の展示館に第五福竜丸が展示されている。
【欧州統合のはじまり】
1952、ECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)設立。これまでは、ヨーロッパの石炭や鉄鋼といった資源が奪い合いになって、結局は貴重な資源が戦争のために使われてきたが、これからは、石炭や鉄鋼といった資源の平和利用を促進するために資源を各国で共同管理しようというのが当初の理念。その後、ECとなり、現在ではEUという形で経済統合の深化が図られています。
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