高校公民(現代社会・政治経済)の
中間テスト・期末テスト・センター試験対策の勉強法
地歴公民という「暗記科目」の中では「理系寄り」の科目?
一般的に、公民科の学習は「暗記科目」だといわれています。確かに、社会で学ぶ内容は、多くの用語を暗記していなければ問題を解く力に結びつかないという特徴があることは事実です。
しかしながら、世界史や日本史が、歴史の流れを理解した上での「ほとんどすべて暗記」の様相が強いのに対し、「現代社会」や「政治・経済」の場合は、現代の社会の中で起きているできごとが、どのような理由で起きているのかとか、今の社会制度が構築された理由は何なのかとか、今の社会が抱えている欠点や問題はどのようなものなのかとか、そうしたことを考えながら学習を進めることができる科目です。
したがって、「現代社会」や「政治・経済」は、社会の科目の中では比較的「理系寄り」の科目だという話を聞いたことがあるかもしれませんが、それは、暗記が多い歴史科目とは違って、暗記は少なくても、世の中の出来事のしくみができている構図などを理解するために、思考する機会が多いということがその所以なのかもしれません。
しかし、数学や理科とは違うのは、「現代社会」や「政治・経済」の中のある単元が苦手だったとしても、別の単元で成績を立て直すことは簡単に出来るということです。その点ではやはり「社会科」の特徴である、「積み上げなくても途中から勉強のペースに乗ることができる」特色は「現代社会」や「政治・経済」においても同じです。
そのため、長期間にわたって欠席していた人や、これまで勉強をさぼっていた人でも、最初に学習の遅れを取り戻せる教科が「現代社会」や「政治・経済」だと考えることができますし、理解の受験者で古文や英語が苦手でも「現代社会」や「政治・経済」を得意科目にできる可能性が十分にある科目とも考えることができます。
sponsored link
目次
|
|
|
※当サイトの情報を参考にしたことにより何らかの損害等が発生した場合でも、当サイトでは責任は負うことができませんので、最終的な判断は閲覧者の皆様ご自身の責任でお願いします。
(c)高校公民(現代社会・政治経済)の中間テスト・期末テスト・センター試験対策の勉強法